

推奨睡眠時間と時間帯とは
年齢別の推奨睡眠時間は以下の通りになります。
未就学児(3~5歳): 10~13時間(以前のデータでは11~13時間)
小学生(6~12歳): 9~11時間(以前のデータでは10~11時間)
中高生(13~17歳): 8~10時間(以前のデータでは8.5~9.5時間)
また、以前は22時から午前2時の間に成長ホルモンが分泌されやすいと言われていましたが、最近の研究データでは時間帯よりも眠りの質や生活リズムが重要とされています。
質の良い眠りとは
ご存知の通り、眠りには「レム睡眠(浅い眠り)」と「ノンレム睡眠(深い眠り)」があり、おおよそ90分おきにレム睡眠とノンレム睡眠が繰り返されています。
脳が休まっているノンレム睡眠(夢を見ない状態)時に成長ホルモンは多く分泌されると言われています。特に睡眠最初のノンレム睡眠時が成長ホルモンの分泌が多いとされていますが、生活リズムが崩れていたり、快眠できる環境が整っていないと、レム睡眠から始まってしまい成長ホルモンの分泌量が少なくなってしまいます。
質の良い眠りの環境作りとは
成長期の子供には質の良い睡眠が必須になりますが、質の良い睡眠には環境作りも大切です。
重要な事は寝る前に脳に刺激を与えないという事です。最低限、寝る前に、TV・ゲーム・スマホ等を見させないようにする。寝る2時間前以降は食事やお菓子を食べさせない。という環境は親が作ってあげる事が望まれます。
睡眠時間が短いと、単純に成長ホルモンが分泌される機会も少なくなり身長アップには不利に働いてしまいます。