

私には2男2女の4人の子供がいます。今までに英会話、ピアノ、書道、水泳、剣道、野球と習い事をさせてきました。ところが私の子供たちは小柄です。
背が低いためになかなか上達できない習い事もありました。ここでは、背が低いことが習い事にどんな影響を及ぼすか、私の子供たちの体験談を紹介します。
水泳教室では友達と同じ級に進級できないことも…

長男と次男は幼稚園生から小学生の低学年まで、習い事の定番「水泳教室」に行かせました。小さい時から水に練れていないと、大きくなってプールや海に入れないのは困りますからね。

子供たちが行った教室では20以上の級に分けて教えていました。最初の級では水の中に潜ってじゃんけんをする、など簡単なものですが、上の方の級になるとクロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライで速く泳ぐところまでやります。
月に一度、昇級試験があって課題をクリアすると次の級に進級できます。
教室には同じ幼稚園や小学校の子供がたくさん来ています。ボクは14級なのにあの子はもう12級に上がった。悔しい!、というように本人も親も競争心を持ちます。競争心がやる気につながるのでモチベーションが維持されます。
上の級になると、速く泳がないと進級できない
ある程度上の級になって25メートル泳げるようになると、次の級ではスピードも求められます。何十秒以内というのが昇級試験の合格条件になるのです。
うちの長男も次男も小柄でした。球技と違って水泳をやるのに体の大きさは関係ないだろうと私は思っていました。ところが、スピードを求められると、体が大きい方がたくさん水をかけるし力もあるので有利なのです。
小柄な長男はスピードをだせずなかなか進級できません。大柄の同級生の友達にどんどん抜かれてしまいました。
ちなみに私もスポーツクラブに行ったときに25メートル泳いでタイムを計ってみました。長男の進級テストのタイムは、今でもなんとかクリアしましたが、このタイムを小柄な長男に要求するのはキツいなあ~とも感じましたね。もっと背が伸びて大きくなっていればよかったのですが。
一見、体の大きさは関係なさそうな習い事でも、水泳教室は小柄な子にはツラいものなのです。
せっかく習い事を始めても、体が小さいために悔しい思いばかりしているのではかわいそうです。もっと早く背が伸びていれば…と思ったものでした。
ピアノのコンクールでも背が低いと不便


次女は年間数回のピアノコンクールに出場するようになりました。がんばって練習し、予選を勝ち抜いて全国大会まで進める年もありました。
ピアノには足で踏むペダルがあります。小さな子は椅子に座ると足がペダルに届きません。ですからペダルの高さを上げる専用の台を使います。コンクールのときはマイ台を持参して、演奏するときに取りつけるのです。
まれに取りつけ方が悪くて変な音が出てしまったり、うまく踏み込めなかったりといったトラブルが起こります。大きくなってくれば台は不要になるのでその心配はなくなりますが…
けれども次女はもうすぐ小学5年生になるというのにまだ小さくて足がペダルに届かず台を手放せません。ピアノも小さい子は損だなあ…と思ってしまいます。
体を使う習い事では背が低い子供は不利

小柄だった長男は結局水泳では上の級までは進めませんでした。そのあと野球を始めましたが、ここでも同じチームの同級生とは頭一つ分背が低く、打球を遠くまで飛ばすことはできません。
それでも中学生になると食欲も旺盛になり、少しずつ背が伸びてきました!
次男は長男よりもさらに小柄でした。長男と同じように、水泳教室に行き、そのあと野球チームにも入りました。けれども小柄だった長男よりもさらに背が低いため、なおさら活躍できません。
次男の場合は好き嫌いが多く野菜を食べないためか中学生になっても背が伸びませんでした。
習い事でも人気の「英会話や書道」なら小柄でも大丈夫です。けれども水泳、ピアノ以外でも、人気の習い事上位に入ってくる「体操やサッカー」でも身長がないと不利です。
大人のレベルになれば小柄な選手でも活躍することができます。ところが子供の中で小柄だと、ジャンプしても跳び箱の奥まで届かなかったり、サッカーボールを受け止められずに弾き飛ばされてしまったりすることがあるからです。
大柄な子供とぶつかって怪我をしてしまうこともあるかもしれません。
子供の習い事ランキング上位を占める習い事のうち、半数以上を占める体を使う習い事については、大柄な子供、背が高い子供のほうが上達して活躍しやすいものになっています。
せっかく習い事を始めたのに背が低いために進級できなかったり、レギュラーになれなかったりすると大きなストレスになってしまいます。
これではかわいそうですね。子供の背を伸ばすために親ができることは限られていますが、せめて十分な栄養は与えたいものです。
子供の背を伸ばすためには栄養素が必要

カルシウムの吸収をよくしたり成長ホルモンを活発化させたりするためにもバランスが取れた食事が大切です。でも、次男のように野菜が嫌いな子はどうすればいいのでしょうか?
私は野菜ジュースを次男に飲ませたりしましたが効果はありませんでした。栄養食品も買ってみたのですがこれも効果がありません。
今思うと、飲みやすい砂糖が多い野菜ジュースや、お菓子のような栄養食品を選んでいたのがいけなかったのではないか…と思っています。
身長を伸ばすためのサプリメントの中にも、人工甘味料が入っていてお菓子のようなものもあります。このようなサプリメントだと十分な効果が得られません。
「管理栄養士が教える身長・成長応援サプリメント比較」のページに背を伸ばすためのサプリメントについて詳しく説明されています。参考にしてみてください。
人気の習い事には「水泳、英会話、ピアノ、体操、学習塾」などが並んでいます。このうち、体を動かす習い事については背が低くて体が小さいと進級できなかったり活躍できなかったりします。
習い事をうまく習得するためにも、小柄な子供に対しては十分な栄養を与えて、発育が妨げられることがないようにすることが大切です。
また、サプリなどを選ぶ際も、人工甘味料などが入っていないサプリなど、体にいいものを与えるようにしましょう。
昔から、ピアノ、英会話、サッカー、野球、体操どは人気の習い事です。最近では、ダンスなども人気が出てきていますよね。