

実家が貧乏で小さい時にまともに食べれなかったのが原因みたいですが、骨が弱いけど笑えるエピソードもたくさんあります。例えば「デコビンしたら指が骨折した」とか「ボールを投げただけで骨折した」など、笑っちゃうような話ばかりです。
そんな石田明さんですが、日光を浴びてランニングをするようになって1年ほどで、骨年齢が50歳まで若返ったのです。
まだ30代の石田さんが50歳の骨年齢という時点でダメだと思うのですが、本人は70歳から50歳に若返ったと言っていました。(^^
骨年齢が若ければ、身長が伸びる可能性が増す

しかし、そんな笑い話から身長を伸ばすための2つのポイントを得ることができます。
まず1つは、カルシウムの吸収を助けるビタミンDは食物から摂取する方法以外にも、日光の紫外線を浴びることで生成されます。また、骨に適度な負荷やかかる運動をすると、骨の形成が活発になり、骨が強くなります。
もう1つは、骨年齢は骨の成熟度を表しており、骨年齢が若いほど骨が成長する余力があるので身長が伸びる可能性が高まります。そして、1日30分でもいいので外に出て軽い運動をすることで、この2つの効果が期待できるのです。
では、「骨年齢が若い方が成長する可能性がある」とはどういうことなのでしょうか?
これは人間の年齢に置きかえるとイメージしやすいです。
例えば、10歳の子どもと20歳の大人ならどちらが身長が伸びる可能性が高いと思いますか?
それは明らかに10歳の方ですよね。骨年齢も同じで若ければ若いほど、骨が成長して身長が伸びる余地があるのです。

繰り返しになりますが、ビタミンDがないと体がカルシウムを吸収する力はそこまで強くありません。
別の言い方をするとカルシウムを取っていると思いながらも、実際は十分なカルシウムが取れていない状態(=カルシウム不足)になっている可能性もあるのです。
ビタミンDがないとカルシウムは吸収されにくい

ビタミンDを取ることでカルシウムを吸収力をアップすることができます。
ここで簡単な算数の問題を出しましょう。
・ビタミンDがある時のカルシウムの吸収率が100%。
1000mlの牛乳を飲んでもビタミンDがない時は600ml分しか飲んでいないことになります。
もし1日に1000mlの牛乳を飲まないとダメだとしたら、ビタミンDが十分にない時は1700ml飲んで、やっと1000ml飲んだのと同じ量のカルシウムになります。
700mlって結構大きいですよね?
ですので、「日光を浴びて軽い運動をしてビタミンDを体内で作り、カルシウムの吸収力をアップさせ、さらに骨年齢を若返らせることで成長の余地を多くする」ことで骨の成長が促進されていき、効率的に身長を伸ばすことができるのです。
こういう観点から見ても、小さい時から屋外のスポーツをやっている子の方が身長が高い子が多いのも納得できますね。