遺伝子の型が長距離選手か短距離選手かの適性を左右する!?

最近では、長距離選手と短距離選手はもともと持っている「遺伝子型が違う」という研究がなされています。

生まれ持った遺伝子型によって、長距離選手に向いているか、それとも、短距離走者に適しているかが、決まってくるというものです。

今回は、この遺伝子型について解説していきます。

長距離選手と短距離選手は遺伝子型が違う?

1.遺伝子型には3つの種類がある

ACTN3遺伝子というものがあります。筋肉のなかには、特に素早く収縮して瞬間的に強い力を生み出すものがあります。これが、速筋繊維と呼ばれています。

αアクチン3タンパク質が、速筋繊維には含まれています。このαアクチン3タンパク質は、速筋繊維をより強くしたり、疲労への耐性をつけたりする働きがあるものとして、日々、研究が進められています。

冒頭のACTN3遺伝子に変異が起きていない場合、αアクチン3タンパク質がつくられて、R型となります。反対に、ACTN3遺伝子が変異を起こした場合、αアクチン3タンパク質がつくられずに、X型となります。

遺伝型は、この2つのタイプが合わさって決定されます。RR型、RX型、XX型という3つのタイプです。短距離型の選手の場合、遺伝型はRRかRX,持久走タイプの選手の場合、XXの遺伝型になることが多いです。

2.RR型は短距離型

特にαアクチン3タンパク質は、速筋繊維の瞬発性を強化して、疲労への耐性もアップする働きがあると述べました。

ACTN3遺伝子のR型は、こういった働きを持つαアクチン3タンパク質を生み出すために、より瞬発力が求められる短距離型の選手に多いと考えられています。

短距離走の王者として有名なのがウサイン・ボルトです。彼はジャマイカの代表ですが、ジャマイカのACTN3遺伝子の割合は、RR型75%、RX型23%、XX型2%となっています。

3.XX型は長距離型

持久走タイプの選手の場合は、XX型が多くなります。やはりその理由は、速筋繊維にあります。速筋繊維は、酸素ではなくて、筋肉内のブドウ糖をエネルギー源として、瞬間的に強い力を発揮できます。

反面、長時間に及んで持続的に力を出し続ける持久力には乏しく、疲れやすいという性質を持っています。しかし、XX型の速筋繊維は事情が異なっています。

独自の代謝方法を成し遂げているためです。細胞内のミトコンドリアが酸素を取り込んでエネルギーに変えるという、持久的な代謝を行っています。

日本人のACTN3遺伝子の割合が気になるという人も多いでしょう。日本人の場合、RR型:約20%、RX型:約50%、XX型:約30%となっています。これは、他の国と比較すると、XX型の割合が大きいのが特徴です。

日本人に長距離が得意な選手が多いのは、この遺伝型が1つの理由になっていると考えられています。

遺伝子型に合わせたトレーニングが必要

遺伝子型に合わせたトレーニングメニューを組むことが推奨されるようになっています。特に陸上の練習では、インターバル走が取り入れられることが多いです。

インターバル走は、10m助走をしてから50m全力でダッシュ、また10m助走をして50mダッシュというように、スピードの緩急をつけるものです。

ある実験では、RR型とXX型の選手に同じインターバル走を実施させたところ、RR型のほうがXX型に比べて疲労度が大きく、タイムの落下も激しく、酸値の上がり方も急激でした。

これは前述したXX型特有の代謝機能が関係していると考えられています。

つまり、10m助走のインターバル中に、速筋繊維内部のミトコンドリアがエネルギーを合成しているために、XX型のほうがRR型に比べて疲れにくく、タイムも落ちにくくなっていたというわけです。

このように、広く用いられているインターバルトレーニングも、遺伝子型の違いによって、得意不得意が考えられます。インターバル走で遅れる選手は、単に気合や根性が足りていないのだ、と断ずるのは誤っている可能性もあるわけです。

実際には、遺伝子型の影響で、インターバル走で疲労を溜めやすくなっているのかもしれません。

もし、あなたが子供の才能を最大限伸ばしてあげたいとお考えならば、遺伝子型も気にかけてみてはいかがでしょう。又、練習後、試合後のケアのために、疲労を残してしまわないためにも、サプリメントを活用してみてはいかがでしょうか。

成長期はあっという間です。後悔の無いよう検討されてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

書いた人:あみのパパさん

息子の成長を応援している、45歳の2児の父親です。息子はサッカーに取り組んでいますが、その他のジュニアスポーツにも興味があり、よく観戦しています。

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